2011年4-5月号 育成型学生受け入れへの転換
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2011.0415
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育成型学生受け入れへの転換
多くの大学は、受験生に自学について十分に理解させ、
適応に向けた準備をさせたうえで入学を受け入れているとはいいがたい。
そのことが、入学後の学力や意欲の面でさまざまな問題を生み、
大学がめざす人材育成の実現を困難にしているのではないだろうか。
全入時代においては、自学に合った資質を持つ受験生をみいだし、
一人ひとりが必要とする情報を与えつつその資質や意欲を「伸ばしながら入れる」という
「育成型学生受け入れ」への転換を図るべきだ。
そうしてこそ、大学の教育プログラムが最大限の成果を生み出すのではないだろうか。
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